海沿いへの引っ越しには塩害を意識する

日本は地図を見るとその周辺をこれでもかと海に囲まれている島国です。だからこそ独自の文化を発展させ、独特の趣を今も残している国となっています。しかしそこで引っ越しにおける心配が一つあります、そうです塩害です。

今回は全国の引越情報と言うよりは海沿いの引っ越し情報として、塩害の詳細と引っ越しに適したタイミングについてお話致します。


●海は人々のロマンと不安の宝庫

その潮の流れや波のざわめきを聞いていると心も揺れる海。そんな海沿いでの暮らしに憧れを抱き、引っ越し先に海沿いを選択する方はとても沢山いらっしゃいます。ですがそんな海への憧れから綺麗な部分だけを見て、汚れた部分に蓋をしてしまっては本当の海好きとは言えません。

海で暮らすために必要な知識は海と共に暮らすという意識です。そして海と付き合うということは海からの影響をしっかり考えなければなりません。そこで海から受ける被害の内容を一部ご紹介致します。

【海沿いで暮らすために知っておくこと】
・その塩で金物類や洗濯物が錆び付きゴワつく
・海に近い程津波被害の可能性が高まる
・夏場は夜に騒がしくなり騒音被害が出る

海沿いの工業地帯が何故あんなにサビ付いているのか、その原因は工場の劣化と海の塩です。工場のタンクなどには断熱効果や耐蝕性に優れた素材を使用していますが、その精度を高めれば高める程金額も上がっていきます。古い工場地帯でそのまま利用されているタンクはその精度も弱く、長年使われていることによる工場自体の劣化と共に塩害の被害も色濃く出ています。そしてそれは住宅でも一緒です。
中古で買った家も今は新しく美しい状態に見えますが、住んでいるうちに塩害の影響が出て家全体が劣化します。塩害は日々の生活にも影響を与え、洗濯物も海の塩でゴワつき車や道路にある鉄部分は徐々にサビ付いていきます。
更に海は夏場に人を集める涼しく冷たい水の魅力を持っているため、夜もその魅力で人を惹きつけてしまいます。花火の大きな音や人の大声を毎年の真夏の夜に聞くことになるのです。ですが海にはそれ以上に引っ越しをした方々を楽しませてくれるメリットもあります。


●引っ越し先に海沿いを選ぶメリット

海の近くに自分の家を構えることで海まで出るのに時間はかからず、リラクゼーションやうつ病に効果のある波の音も人の心に癒しを与えてくれます。夏の盛は特等席で極上の花火を味わうことが出来ますし、人の声も笑顔と喜びの声として受け入れ、むしろ自分もその場に参加して盛り上がりたくなります。海を愛する方にとっては全ての不安は工夫してしまえば楽しみを作り出す種となり、それは自分と家族を成長させてくれるキッカケにも繋がります。そのため海沿いに引っ越すという方は後を絶たないのです。

そして全国の引越情報を調べた結果、海に魅力を感じて引っ越し先に選ぶ際には、是非新しく建てた家と冬の時期の引っ越しをおすすめします。新居であれば塩害対策として塩の被害を受けにくい材質を使用しておりますし、冬の時期であればその塩の被害も少なく、荷物を運び入れる際に家具への塩害も気にせずに済みます。夏に塩害の被害が及びやすいのは海風が強くなることと、厚さで海の水が蒸発し風の中に塩が含まれやすくなるからです。人間にとっても引っ越し作業はとても重労働なので、夏場の作業では日射病や熱中症を引き起こす可能性も高まります。作業にはなるべく冬を選び、やむなく夏を選ぶ際には身体に気を付けて作業を行なってください。

これから海沿いに引っ越しをされる方は是非引っ越しの時期と住居を入念に考え、大きな包容力と魅惑に包まれた海と共にする生活を充実したものにしましょう。